我が家の常備薬リスト【海外赴任持ち物/南アフリカ】
海外駐在生活は、安全と健康が第一!そのために、日本から持っていく常備薬も悩みますよね。
始めは、荷物に空きがあるようであれば、できるだけたくさん持ってくるのが良いと思います。使い慣れた薬の方が安心感がありますし、生活に慣れて、薬局に調達しにいくまでの生活を支えてくれます。我が家の場合は、始めは日本製を使っていたけれど、南アフリカで買えるじゃん!と切り替えたものも多数あります。
今回は、駐在2カ国目の筆者が我が家の常備薬についてご紹介します。
南アフリカの医療制度について
まず、南アフリカの医療について。南アフリカには日本のような皆保険制度はありません。子どもが医療費無料というわけでもありません。それぞれが保険に入り、備えています。
南アフリカで医者にかかると、いつも日本よりもかなり高額な請求で驚きます。会社で加入している保険でまかなえていますが、保険に入っていないと全額払うことになるので注意が必要です。アメリカなどと同じですね。
①発熱・風邪のときの常備薬
風邪や熱で医者に行っても、毎度似たような薬を処方されて終わります。薬局で普通に買える薬を処方されることも多々。コロナにかかったときも、普通の痛み止め、強めの痛み止め、ポカリスウェット的な粉だけでした。
なので我が家は、大人の発熱・風邪、子どものちょっとした発熱くらいでは医者にはいきません。その分、常備薬は必須です。
・葛根湯
漢方薬は、南アフリカでは簡単には手に入りません。(中華街にはあるのかも)風邪をひきそうになったら、葛根湯で乗り切っています。肩こりや頭痛、筋肉痛にも効果があるとのことで、なんとなくの調子にもってこいです。
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・痛み止め
バファリンを日本から持ってきました。バファリンと同じ成分アスピリンの痛み止めは、Grand-paが有名。薬局の他、Woolworthなどのスーパーでも手に入ります。
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・解熱鎮痛薬 Panado
日本でも主要な穏やかな解熱鎮痛薬、パラセタモール(アセトアミノフェン)が主成分。主に発熱、悪寒、頭痛などの症状改善。大人はこれがあれば大丈夫。
※常備してるつもりが切れてました
・子ども用風邪薬 Calpol
Calpolは生後3ヶ月〜6歳頃までOKのいちご味のシロップ。日本でも主要な穏やかな解熱鎮痛薬、パラセタモール(アセトアミノフェン)が主成分です。発熱、頭痛、歯痛などに。
子どもの熱で受診すると、医師から処方されることが多い薬です。が、どこのスーパーでも普通に買えます。ヨーロッパでも主流なんだとか。
同じくパラセタモール(アセトアミノフェン)が主成分のPanadoも何度か使用しました。いちご味(生後3ヶ月〜12歳)ペパーミント味(生後0ヶ月〜)があります。子ども用でペパーミント味。なんとも海外らしいですね。
5ml.10mlなどと、細かくはかって飲ませるので、薬用軽量カップがあると便利です。
ちなみに日本製のバファリン小児用を持ってきていましたが、甘いいちごシロップに慣れた我が子は飲んでくれません。笑
・Rehidrat
(写真左下)
日本のポカリスウェットの粉的なもの。子どもが熱のときも、私がコロナにかかったときも医師から処方されました。塩、砂糖、ミネラルを含んでいて、味もポカリに近くて飲みやすいです。オレンジやバニラフレーバーもあります。
・Vicks Baby Rub
(写真左上)
ハーブの力で呼吸を楽にしてくれるもの。日本にもありますよね。こちらは、生後3ヶ月から5歳くらいまで使えます。乾燥でゲホゲホしているとき、鼻が詰まって辛そうなときに。
大人用も売っています。常備はしてませんが、Vicksの飴や咳止めシロップもお世話になってます。
・体温計
日本製を持ってきました。非接触のものがあると、手軽にはかれて便利です。
・冷えピタ
急な発熱に。実際あまり使用せず余っています。
②胃薬・下痢止め
胃薬や下痢止めは、お腹に自信がある方でも、ぜひ持ってきた方が良いと思います。実際に南アフリカ生活が始まってから、なぞの胃痛に襲われたり、胸焼けがしたりと、海外暮らしならでは(?)の不調に悩まされました。
・胃薬
太田胃酸、ガスター10など持ってきています。お肉が大好きな南アフリカでは、パーティーで胃もたれすることも多々。あとは謎の胃痛にも効きます。旅行にも必須。
・下痢止めストッパ
南アフリカではたまに謎の下痢に襲われます。なのに運転しなきゃいけない!何だか不安!というときに活躍しています。ちなみに、子どもの下痢も多いです・・・
・正露丸
お腹関連で正露丸も持ってきました。「軟便、下痢、食あたり、水あたり、はき下し、くだり腹、消化不良による下痢、むし歯痛には正露丸」だそう。
③コンタクトレンズ・目薬
メガネも南アフリカで購入できますが、日本の高コスパなものを持ってくるのごおすすめです。
現地調達できますが、コンタクトレンズは日本でまとめ買いして持参するのがおすすめ。私は1年半分持ってきました。
乾燥地帯のヨハネスブルグでは、2weekコンタクトも1週間ちょっとでカピカピしてきます。
・コンタクトレンズ液
消耗品なので、現地調達しています。薬局に、Renuなど日本にもあるブランドが売られています。
・目薬
目薬は、乾燥地帯のヨハネスブルグでは必須のアイテムですね。初めは日本製のものをいくつか持ってくると良いと思います。対かする場合は、薬局でロート製薬の目薬が手に入ります。
Rohto Aqua Eye Drops 13ml R99=800円ほど
Rohto Dry Aid Eye Drops 10ml R129=1000円ほど
くらいのお値段です。
個人的には、Similasan Eye Dropsシリーズが気に入ってリピートしています。R199=1600円くらいでお高め。アレルギー用もあります。
・コンタクトレンズ用目薬
あると便利。南アフリカにも売ってますが(contact lens compatibleという表記アリ)薬局に無いことも。
・抗菌目薬
結膜炎やものもらいのための抗菌目薬は、念のため日本製を使っています。
④怪我したときの常備薬
ハイキングやバイクなども娯楽として人気の南アフリカ。怪我に備えておくのも大事です。包帯やテープ類は薬局に売られていて手に入るので、我が家では常備はしていません。
・絆創膏
現地調達しています。色々なサイズ、キャラクターがあります。フォータープルーフのものは、しっかり水を弾いて剥がれませんでした。優秀。
キズパワーパッドは日本から持参。素晴らしい製品だなぁと改めて感じます。おすすめ。
・傷の消毒
マキロンを持ってきました。
・湿布
南アフリカだと痛み止め入りの湿布がどれなのか、探すのがやや大変。日本から持参をおすすめします。怪我だけではなく、腰が痛い・・・となったときにも使えます。
⑤日常生活のための常備薬
薬ではないですが、保湿剤や生理用品などについてもご紹介。
・保湿剤
乾燥のひどいヨハネスブルグでは必須アイテムです。高コスパで保湿力も素晴らしいのは、epimaxシリーズ、ニベアシリーズです。
Cetaphil(セタフィル)やEucerin(ユーセリン)といった敏感肌用スキンケアブランドもあります。やや値段は高くなります。
オイルならBio-oilもおすすめ。南アフリカ産まれなんです。日本の半額くらい。日本では目にしない、ジェルタイプ、ローションタイプもあります。
・日焼け止め
現地調達しています。コスパの良いニベアが人気。敏感肌用、アンチエイジング用、スプレータイプなどもあります。男性はこれで良いかと。
私と子どもは、Cetaphil(セタフィル)の日焼け止めを使っています。アメリカ生まれの敏感肌用スキンケアブランド。50mlで1600円程度です。保湿力が素晴らしいです。南アフリカはヨーロッパ、アメリカブランドのアイテムが豊富に揃っているので、このあたりは選び放題です。
ちなみに顔は、Avène(アベンヌ)とEucerin(ユーセリン)の日焼け止めを愛用しています。
・生理用品
ナプキンは南アフリカのものを使用しています。日本クオリティではありませんが、使えます。タンポンは日本製を持ってきています。サイズ感も違うので、その方が安心!
・カミソリ
日本のラインナップとほぼ同じなので、南アフリカで揃えてOKだと思います。男性用のカミソリ、シェービングクリームも種類が豊富で、薬局だけでなくスーパーでも手に入ります。
・歯ブラシ・歯磨き粉
南アフリカの歯ブラシはヘッドが大きいので、日本製の歯ブラシの方が使いやすいと感じています。ただ消耗品なので、子どもは現地調達。私も最近では、子ども用歯ブラシを使ったりしています。歯磨き粉は、南アフリカのものがむしろおすすめ!ホワイトニング効果の高い歯磨き粉が日本より安価で手に入ります。
johannesburg-life.hatenadiary.jp
⑥お出かけのための常備薬
お出掛けシーンに役立つ常備薬もご紹介。
・虫よけスプレー
特にお子様がいる場合。南アフリカにも売っていますが、健康上の成分大丈夫かな?と思い、日本製を使っています。ヨハネスブルグの街で暮らす分には必要ないです。旅行に必須。
・虫よけパッチ
南アフリカにも売っています。虫よけバンドもあります。
・酔い止め
日本から持ってきました。今のところ大人は出番なしですが、あると安心です。子ども用の酔い止めゼリーもおすすめで、長距離移動(車・飛行機)で寝て欲しいときに使っています。酔い止め予防にもなります。
・使い捨てカイロ
ヨハネスブルグは、1年を通してカイロどころか厚手のコートも必要ないですが、ヨーロッパへの旅行をする際には重宝。