気ままにヨハネスブルグ駐在妻

ヨハネスブルグ駐在妻のあれこれ

南アフリカのバレンタイン事情は?日本とは違うこと

あっという間にもうすぐ2月!バレンタインシーズンですね。日本ではチョコレートの祭典が始まり、女性たちは誰に何を買おう?予算は?手作りの美味しいレシピは?と頭をフル回転させている頃でしょう。

 

南アフリカも1月中旬頃から、スーパーやモールでバレンタインの飾りつけやプロモーションが始まりましたが、「義理チョコ」や「友チョコ」といったものがないので、そのへんは気楽です。

 

バレンタインの過ごし方は、日本とは少し違います。今回は、南アフリカ人に聞いた南アフリカのリアルなバレンタインデーについてご紹介します。

 

南アフリカのバレンタインデーは愛の日

南アフリカのバレンタイン=カップル(夫婦)のためのロマンティックな日だそうです。

 

日本のように「友チョコ」「義理チョコ」というものはありません。なので、会社の人などにチョコを用意する必要はありません。

 

むしろ、学校の男性の先生や職場の男性にチョコレートを渡したら「・・・?(気があるの?)」と思われてしまうこともあるんだとか!

 

また、アメリカの学校のように“手紙をクラス全員分書いて渡す”、みたいな風習はないようなので、親としてはほっとしました。

 

子どもたちにとっては、バレンタインデーは大きなイベントではありません。でも可愛いチョコがあちらこちらに派手に陳列されるので、親は買っちゃうことはあります。中学生くらいになれば、バレンタインデーに愛の告白をされることもあるそうです。

 

南アフリカのバレンタインの噂・・・

南アフリカ バレンタイン」と調べると、「洋服の袖に好きな人や恋人の名前をピンで留める」という伝統的な祝い方がよく紹介されています。

 

が、20代の南アフリカ人に聞いたところ、「ん?そんなことしないけど」とのことでした。世代や民族によるのかもしれませんが、それは古い慣わしのようです。

 

現代は、「だったらSNSでアピールするわ」な世代。日本と同じ。

 

南アフリカのバレンタインデー過ごし方は?

では、南アフリカではカップルや夫婦はバレンタインデーは何をするのか。ど定番の過ごし方は、おしゃれをしてディナーに行くことだそうです。

 

実際に、南アフリカヨハネスブルグのあらゆるレストランでバレンタインディナーのプランが出ています。他にも、バレンタインライブ、バレンタインピクニックプラン、バレンタイン宿泊プランなども登場しています。

 

ここまでは、日本のカップルのバレンタインの過ごし方と似ていますね。

 

南アフリカのバレンタインギフトは?

バレンタインギフトは、男女で互いに贈り合います。が、男性の方が金額的に大きいものをあげることが多いそうです。

 

そして、ホワイトデーはありません。(アジア圏の一部にしか存在しない)

 

バレンタインギフトの王道は花!南アフリカでは、スーパーでも花束が売られていて、よく花束を抱えた男性をみかけます。初めてのデートや何でもない日にも、男性が女性に花を用意するそう。素敵。

 

それから、バレンタインギフトとしてはチョコレートなどのスイーツも定番。1月中旬頃からはスーパーもバレンタインムードで、チョコがたくさん並べられています。

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南アフリカのバレンタインは真っ赤~!)

 

カップルによっては、高価な時計やジュエリー、バッグなどをバレンタインデーにプレゼントするケースもあるそうです。

 

南アフリカ人に聞くと、南アフリカの女性はブランドものが大好き!だそうで、バレンタインギフトとしてブランドバッグも人気だそう。確かに、黒人の方は特にロゴがバーンと押し出されたバッグをよく持っています。南アフリカ人の彼女ができたら、プレゼント攻撃が良いという情報もいただきました。

 

ただ、南アフリカは貧富の差が激しく、お金持ちはとことんお金持ち!南アフリカのバレンタインギフトの平均予算を知るのは難しそうです。

 

驚き!?日本のバレンタインと違うこと

南アフリカのバレンタインデーは、日本のバレンタインと違うなぁと思うことがいくつかあります。

 

1. 赤、白、ピンクを着る

南アフリカのバレンタインデーは、女性は赤か白のワンピース、ドレスを着るのが定番。

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(一部のアパレルショップではバレンタインコーナーができてます)

 

ただし、カップルでデートする場合のみで、職場に着ていくかどうかは微妙なところだそう。

 

我が子の通う幼稚園では、男女ともに赤か白、ピンクの服を着てきてねと言われて、ちょっとしたイベントが行われました。

 

2. 夫婦でもデートする

バレンタインデーには夫婦でディナーに出かけるというのも、日本とは違うところかなと思いました。日本だと、夫婦になったらだんだんとデートをしなくなる・・・という悲しい暗黙の了解?がありますよね。

 

南アフリカでは、小さな子どもがいてもナニーさんに預けて夫婦でデートをすることは珍しくありません。南アフリカは離婚率も高いのですが、歳を重ねてもラブラブな夫婦もたくさん目にします。

 

3. ドレスアップが派手!

もう一つ違うのは、バレンタインデートには“おしゃれしてディナーする”のおしゃれの仕方。南アフリカヨハネスブルグでは、ちょっとしたレストランのディナーでも、ドレスアップして高いヒールを履いた女性がたくさん。

 

日本のようなワンピースではなく、露出度の高いドレスが人気です。背中がぱかーん、スリットがっつり、胸がもう半分でてる・・・のが結構普通。特に、白人さんよりも黒人さんのドレスが派手な印象です。

 

きっと南アフリカからしたら、日本人がデートに着るワンピースは、なんとも地味でセクシーさゼロなんだろうなぁと思います。

 

駐妻がバレンタインデーに期待すること!

南アフリカのバレンタインデーをまとめると、

 

カップルや夫婦の愛の日

・夫婦でもディナーに行く

・男性から花束

・ギフト交換(男性のが良いものを贈る←重要)

・女性は赤や白、ピンクを着る

といった感じ。

 

では、南アフリカに暮らす日本人の夫婦たちはどのようにバレンタインデーを過ごすのかというと、「特に何も・・・」「妻が手作りスイーツをプレゼント」という方が多いです。(私調べ)

 

無職な駐在妻としては、旦那の給料で高いチョコレートを買ってプレゼントしてもなぁ・・・という感じなのです。(誕生日なども同じ感覚)

 

なので(?)、駐在で南アフリカにきている日本人男性には、ぜひとも南アフリカ流のバレンタインデーに倣って、花束くらいは買ってきてもらいたいものです。スーパーでも売ってるし、日本より全然安いですよー。

 

もちろん、プレゼントも大歓迎。本気のジュエリーとは言いません。ちょっとしたアクセサリーやボディクリームレベルで良いから買ったら良いのではないでしょうか。

 

そして、おしゃれなディナーも予約しておけば、数ヶ月は妻のご機嫌が良いはずです。

 

 

みなさん、良いバレンタインデーを。

 

 

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