南アフリカのGrade Rとは?
ヨハネスブルグ駐在妻です。
息子が5歳になりました。日本だったら次の4月から年長さんで、そろそろ小学校のことを考える時期です!
南アフリカでは、小学生になる前にGrade Rというクラスがあります。Reception YearのRだそう。一体どんなものなのかさくっとご紹介。
◎南アフリカのGrade Rとは
Grade R目的は、Grade 1(日本の小学1年生)の前の練習みたいな期間だそう。国でまとめたカリキュラムに沿って学びます。
1年間をかけて、静かに座ったり、読み書きの勉強をする環境に慣れさせていくそうです。
幼稚園にGrade Rがついているところ、小学校にGrade Rがついているところがあります。
息子たちの通う幼稚園にはGrade Rクラスがありますが、このタイミングで通う予定の小学校のGrade Rに行く子もいます。
小学校についているGrade Rは、お休み期間も小学校と同じです。息子の通う幼稚園では長期休暇中に(南アフリカは何に2回、1か月ほどの休みがあります)ホリデーケアがあり、小学校のGrade Rに通っている子も一時期戻ってきたりします。
(仲良しの子が毎度戻ってくるので、息子は大喜びしてます。)
◎南アフリカのGrade Rは何歳から?
政府のHPによると
Grade R is age four turning five by 30 June in the year of admission; Grade 1 is age five turning six by 30 June in the year of admission.
7月30日までに5月になる子どもが対象です。なので、4歳と5歳がいるクラス、つまりは年長とよく似ていますね。
アメリカのPre-K(Pre-school)も同じく、4-5歳の小学校前に通います。
◎南アフリカの義務教育
2023年の記事では、Grade Rはつい最近義務教育になったとされています。それまでの義務教育はGrade1-6(小学校)の6年間と、Grade7-9(中学校)の3年間です。日本の義務教育と同じですね。
Grade10-12を終えると12のときに全国統一で高校卒業試験があり受かれば卒業!だそうです。出席日数されあれば卒業できるわけではないので、この点は日本より厳しいです。
以上!南アフリカのGrade Rについて紹介しました。日本よりも自由に育てられる南アフリカの幼稚園。小学校前の準備期間は必須なのかも。