何してる?暇すぎない?駐在妻の平日スケジュール【南アフリカ・ヨハネスブルグ】
「駐在妻って毎日何してるの?」「暇じゃないの?」「どんな1日を過ごしているの?」というのは、駐在妻になる前はもちろん、なったあとも気になりますよね。基本的に駐在妻は、仕事をしていない専業主婦です。なので、ほとんどが自由時間です。
ただ、「駐在妻はこんなスケジュールです!」と一概には言えません。子どもがいるか、語学学校に通っているか、習い事をしているか、趣味があるか、夫の帰宅が早いかなどによっても、大きく変わってきます。
今回は、一例として、南アフリカ・ヨハネスブルグで駐在妻をする私のスケジュールをご紹介します。合わせて、前回の駐在生活のひどかっったスケジュールもご紹介。今は子連れ駐在妻ですが、当時は子無しでなかなか寂しい生活を送っていました。
- 南アフリカ・ヨハネスブルグ駐在妻の特徴
- 海外駐在妻1日のスケジュール①:子無し暗黒期Ver.
- 海外駐在妻1日のスケジュール②:子無しリア充ver.
- 海外駐在妻1日のスケジュール③:子連れVer.(今現在)
- 暇な駐在妻におすすめする4つのこと
南アフリカ・ヨハネスブルグ駐在妻の特徴
まずは南アフリカ・ヨハネスブルグでの駐在妻生活の特徴をご紹介します。比較的、駐在妻が暇にならない国なのでは?と思います。
・車で移動してOK!
南アフリカ・ヨハネスブルグは、駐在妻も車でどこへ行っても移動OKです。一人でカフェでもレストランでもどこでも行けるので、車の運転ができれば、ひきこもる必要はありません。
・夫の帰宅が早い
南アフリカ・ヨハネスブルグは治安の面と国民性から、朝は早くから働き、夜は早く家に戻ってきます。なので、夫の帰宅も早いことがほとんど。通常で18時、金曜日には16~17時に帰宅することもあるほどです。夫の帰宅が遅いと、夜も暇な時間が増えますが、南アフリカ・ヨハネスブルグの場合はその心配がありません。
・習い事がある
南アフリカ・ヨハネスブルグでは、駐在妻ができる習い事もいくつかあります。現地のクラスにも参加できますし、日本人同士のサークルのような会もあります。ゴルフ、テニスなどが人気です。習い事に参加すると、移動時間も込みで1日1~3時間くらいは、暇が潰れます。
・スポーツジムがある
道を気軽に歩けない南アフリカ・ヨハネスブルグには、あちらこちらにスポーツジムがあります。またアパートメントについているこおもあります。駐在妻も運動不足になるので、ジムに行く方も多いです。1日1時間程度は、暇が潰れるでしょう。
・美容事が充実している
南アフリカ・ヨハネスブルグには、ヘアサロン、ネイルサロン、エステサロン、まつエクサロンなど美容系のお店がたくさんあります。そしてどこもウェルカムな雰囲気です。ジェルネイルは日本より安いので気軽に通えます。また、駐在妻の中ではエンビロンのエステも人気。このような美容事をスケジュールにいれると、あと言う間に1日が終わってしまいます。暇だ!と感じたら、ぜひアプリで予約を。
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・移動時間が長い
南アフリカ・ヨハネスブルグは、車での移動がメイン。車で5分の距離のスーパーでも、まずは駐車場にいき、車にのり、モールの駐車場に駐車して、モールの中のスーパーに向かうので、なんだかんだ片道10分以上かかります。往復で30分近くかかります。
友達とのランチも、片道15~20分のレストランに行くことがザラにあります。たまに30分かけて移動することもあります。そのときは、往復で1時間かかりますね。習い事とランチがあると、1日が終わります。
さらに、南アフリカでは現在大規模な計画停電が起きています。それにより、信号が止まっていて渋滞も頻発しています。片道15分のはずの距離が30分かかるなんてことも・・・。とにかく1日のスケジュールを書き出そうとしたときに、移動時間がすごいな!ということに気づかされました。
・スーパーが広い
スーパーは広いので、1回の買い物で最低30分はかかります。新しい商品が多く、楽しんでしまうと気づくと1時間コースです。
・専門店がある
アジア食材はアジア食材店、ビールは酒屋へ行かないと買えません。また、魚は魚屋、肉は肉屋の方が質も良く安かったりもするので、しっかり食材を調達調達とすると、買い物だけで2時間近く経ってることもあります。
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海外駐在妻1日のスケジュール①:子無し暗黒期Ver.
まずは、駐在1カ国目の暗黒期のスケジュールを振り返ります。子無し、友達無し、趣味無し、移動手段無し、語学力無し、夫の帰宅が遅いという生活でした。暇な時間が12時間もあったんです。とにかく毎日が暇!死ぬほど暇でした。
友達がいないというのは大げさではなく、2ヵ月に1回誰かと会うか会わないかぐらいでした。今思うと可哀想な状況ですが、当時は「駐妻ってそんなもの」だと思っていました。
6:00 起床→夫見送り→二度目
9:00 起床→朝食→ひたすらダラダラ(暇:3時間)
12:00 昼食→ダラダラ(暇:6時間)
18:00 夕飯→暇(暇:3時間)
一人で夕飯を食べていました。
21:00 夫帰宅
帰宅は22:00~23:00になることもよくありました。夕飯を出して片づけをして就寝。
ひどい時期には、来てもどうせ暇なので、起きるのが嫌になり、わざとダラダラ寝ていました。生きる気力自体どっかへ行きそうでした。
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海外駐在妻1日のスケジュール②:子無しリア充ver.
前回の駐在国でずっと残念な駐妻だったわけではありません。相変わらず夫の帰宅は遅かったものの、ドハマりする習い事に出会い、語学勉強や資格の勉強もするようになり、仕事も受注し、さらに友達と飲みに行くようになり(OKな国でした)、あっという間に1日が過ぎるようになりました。これぞ充実!という感じ。覚醒したバージョンのスケジュールお届けします。
6:00 起床
8:00~10:00 語学学校、もしくは習い事
一時期は、3時間の語学クラスに週5回通っていました。
11:30 友達とランチ
15:00 一人カフェ(資格の勉強、ちょっと仕事)
18:00 夕飯
基本は一人。でも週に1回程度は友達と夜飲みに行くように!
21:00 夫帰宅
こう見てもだいぶ変わりましたね。常にやるべきことがあったので、「暇だ!」と思う時間は全くなくなりました。
海外駐在妻1日のスケジュール③:子連れVer.(今現在)
南アフリカ・ヨハネスブルグに駐在になり、さらに子連れになりました。子どもがいるだけでTODOが増えるので、今回は忙しい日々を送っている、いわゆるリア充(死語?)になりました。移動時間がかかり、やることも多いので、毎日時間が足りません。
6:45 起床→朝ごはん&準備
子どもと共に起床します。バタバタの戦場です!
・朝ごはんの準備、食べさせる
・こどもの着替え、水筒などの準備
・化粧、着替え
すでに夫は出発しているのでワンオペです。
7:45 車に乗り込む
8:00 スクール到着
8:20 カフェで作業など
一度家に帰ると外出が億劫になるので、カフェに直行してパソコンを開きます。微々たる案件をこなします。ヨハネスブルグのカフェやおしゃれで居心地も良く、1時間〜1時間半ほど居座ってしまうことも多々。
10:00 スーパーで買い物(1時間)
週に3〜4回買い出しをしています。子連れ駐妻ならではですね。子無し駐妻だった頃は、週末の買い出しがメインで+必要なら1回買い足すだけでした。
ランチにお出かけするパターンのときは、買い物せず帰り11:30〜14:30頃までお出かけです。そのうち、40分くらいは車での移動時間です。
11:00 車で帰宅
11:15 ストレッチや運動(15分)
治安の問題で外を気軽に歩けない南アフリカ・ヨハネスブルグでは、運動不足になります。私は午前中に帰宅したタイミングで、ストレッチや軽い筋トレなどを10〜15分しています。正直やらないことも多々あります。
11:30 家事(1時間)
ここでやっと逃げていた家事に手をつけます。子どもが朝から荒らした部屋を掃除。それから、洗濯、食器洗い、風呂掃除、ゴミをまとめる。さらには、夕飯の準備もするので、1時間はあっという間に過ぎます。
12:30 昼食(30分)
冷蔵庫にあるもので適当に。実際には、家事の合間にお腹が空いて昼食をとることも。
13:00 自由時間(1時間半)
気が向いたときには英語の勉強をします。もしくは再びパソコンに向かい作業。コーヒーを淹れたりして、ゆるっと過ごします。スクールの先生、現地のママ友とのやりとりがあったりすると、英語なのでなかなか時間を使います。
ちなみに、買い物に時間がかかった日、友達とランチに行った日は、この自由時間はありません。
14:30
気付けばお迎え準備。家事を終わらせて、駐車場へ向かいます
15:00 お迎え
15:30 帰宅→お風呂→遊び
友達と放課後遊びをすることも。17時頃で解散します。
17:00 子どもの夕飯
18:00 夫帰宅&夕飯&テレビタイム
19:00 寝る準備、家事(洗い物など)
20:00 ベッドイン!
20:30~21:00 子ども就寝
やるべきことがあれば起き上がりますが、基本的にはそのまま大人もスマホ片手にゆっくり過ごして就寝です。なんとも健康的な生活を送っています。
このように、過去には暇すぎる駐在妻でしたが、今は平日なかなか忙しくなりました。習い事がある日はもっとカツカツです。一時期心の余裕がなくなったこともあり、習い事は週1回程度にしています。
また子どもがいると、平日にスクールイベントが行われたり、週末の誕生日会に呼ばれてプレゼントを買いにいかなくてはならなかったりとTODOが増えます。
暇な駐在妻におすすめする4つのこと
私自身が暇が辛い駐在妻だったのを抜け出すときにした、4つのことをご紹介します。
・優雅を楽しむ
暇だ暇だ・・・と嘆いたころは、あまり良い暇ではありませんでした。でも、駐在妻になりきって(?)優雅な時間を謳歌してみたところ、だいぶ幸せな気持ちになれました。美容事をしたり、旅行先を念入りに調べたり、カフェで読書をしたりするだけで、日々の満足度が変わります。
・語学学校へ行く/語学を学ぶ
まずは少しでも言語を取得すること。私は語学スキルがアップしたことで、一人で行動しやすくなり、ひきこもり駐妻から脱出できました。また、語学学校は午前中のクラスも多く、生活にメリハリができます。友達もできます。宿題もでるので、頭をしっかり働かせることができ、暇だった毎日に充実感がでてきます。
・身体を動かす習い事に通う
私は駐在妻生活の中で、わくわくするような習い事に出会えました。それからは毎日が楽しくなりました。身体を動かす習い事は、特におすすめです。運動は、ストレスホルモンの分泌をおさえてくれます。「運動していたらうつにならない」と著名な精神科医が言うほど、運動はメンタル面も整えてくれます。
・仕事or資格の勉強をする
暇すぎる毎日は、言い換えれば、何にでも挑戦できる価値ある時間です。世の中には、新たなことを始めてみたくても時間がなくて諦める人もたくさんいます。それが駐在妻は無限にあるのです。小さな仕事でも良いですし、今後のキャリアに繋がる資格の勉強でも良いでしょう。何か、自信になることをすると辛い暇を脱出できると思います。
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