気ままにヨハネスブルグ駐在妻

ヨハネスブルグ駐在妻のあれこれ

駐在妻生活5年を振り返る【語学力は?駐妻マウントはある?】

海外生活・駐在妻生活が6年目に入りました。小学校6年間をそろそろ終えようとしています。子どもの小学1年生~6年生は成長が著しいですが、私は成長できているのかどうなのか・・・。

 

周囲には、10年目、12年目といった超ベテランもいるので、私なんてまだまだペーペーなのですが、駐在妻生活6年間をちょっとここらで振り替えってみようと思います。

 

駐在妻6年目の語学力は?

「英語ペラペラ?」と聞かれたら、「3歳くらいの語学力」と答えています。簡単な文章で言いたいことは伝えられますし、子どもに話すように話してくれればリスニングもできます。なので、恐らく雰囲気は3~4歳でしょう。発音は3歳以下です。3~5歳の子どもと話していても知らない単語がバンバン出てきますし、ネイティブの発音はときに聞きとれないので、実際には私の語学力は3歳にも満たないのかもしれません。

 

1カ国目と2カ国目で言語が違うので・・・という言い訳をさせてもらうと、英語歴は1年半なのでまぁそんなもんです。個人的には、頑張っているし、喋れている方だなと感じています。自己評価は高めです。これも海外生活がやや長くなってくると生まれる独特な思考かもしれません。英語圏の人が自信満々に言う「日本語話せるよ、ぼく!」は、それこそ3歳レベルです。でもそれで良いんです。

 

正直、駐在妻はレストランやカフェでの注文、スーパーでの買い物ができれば生きていけます。手続き関連は夫の仕事。駐在妻ってみんなそんな感じ。なので、語学力が無いからと焦る必要はありません。

 

私が子無し駐在妻のときも、カフェの注文、お手伝いさんへの簡単な依頼くらいで生きていけたので、それができる語学力になったところで、いっきに勉強意欲がなくなってしまいました。頑張って現地の友達を作ろうとしたけれどできず。語学学校の韓国人とは仲良くしてましたが、アジア特有の雰囲気で、お互いに簡単な言葉で会話ができてしまい・・・。駐在妻1カ国目では、さほど喋れませんでした。

 

今回の駐在妻生活では子どもがいるので、先生から連絡事項は聞き取れないと困るし、子どもの友達とプライベートで遊ぶときにはママ・パパともコミュニケーションがとれないと楽しめません。小児科の先生とも英語でやりとりをします。そのため、それなりに英語学習はしています。おすすめは中学生英語です。中学生の英文法と単語ができていないと、会話になりません。逆にこれさえできていれば、スムーズに英会話ができますよ。

 

勉強って必要がないとなかなかできないものです。駐在妻の語学力は、駐在歴ではなく、生きている環境によると思います。あとやる気ですね。

 

 

駐在妻生活の怖い話!マウントされた?

この手の話は、みんな大好きですね(笑)。駐在妻ではない日本の友達や、駐在妻ではない現地の働いている友達の大好物です。わくわくしながら、ときに叫びながら聞いてくれます。

 

駐在妻生活では、ときには合わない人に出会います。昭和のようなヒエラルキーはないものも、マウントは存在します。私自身はターゲットになったことはないですが、確実に存在します。意地悪な態度をとったり、仲間にいれなかったりと、こっそりする感じの令和的なマウントですね。これはどの国の駐在妻世界にも存在するかと思います。

 

また、ここには詳細が書けず残念ですが、本当に昼ドラのような展開もあります。日本人がぎゅっとなった村社会なので、いろいろなことが起こるのです。さらに、全く関りのない他人の事件でもすぐに噂が広まり、こちらの耳に入ります。怖いくらいあっという間に広まるので、自分の言動も気をつけなくてはなぁと思います。

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駐在妻生活って楽しいの?

よく日本の友達に聞かれる「駐在妻生活ってどうよ?」「駐在妻生活って楽しい?」「日本帰りたい?」という質問。答えは、自信を持って「楽しいよ~!!!まだ帰りたくない。」です。めちゃくちゃに楽しいです。

 

過去には駐在妻のストレスに飲まれ、そんなメンタルじゃないときもありました。でも、駐在妻生活は総じて素晴らしいと思います。当時はプライドが高く、あまり自分から行動できなかったことも理由だと思います。あとは、生活環境に慣れるには、時間がかかります。なので、駐妻生活1年目から楽しいと思えない方もたくさんいると思います。でもでも、生活の適応すると、必ず楽しい!最高!と思える日が来ると思います。

 

駐在妻生活5年の処世術

駐在妻生活6年目で思う処世術は、とても簡単なこと。私は以下の3つだけ意識しています。

 

・他人の目を気にせず自由に生きる

・マウントしない(=人と比べない)

・駐在妻ぶらない

 

です。自分の言動にも気をつけるなんて書いたけれど、実際には全く気にせずに何でも言ってしまいます。他人の目を全く気にしていないので、何を思われても言われてもどうでも良いというメンタルです。そうなると、駐在妻として生きることが楽になります。人と比べることもしません。なので、マウントにも興味がなくて、マウントされたこともありません。(多分、気づかない)

 

最後の処世術は、一時帰国中や帰国後に関するもの。駐在妻はどうしてもかぶれて、「日本って~」とか「海外では~」という話を何度もしがちです。そのせいで、元々仲の良かった友達にうとまれてしまっては悲しいですね。駐在妻らしくない自分でいられるように心がけています。

駐在妻生活で大切にしていること

・健康なメンタル

もうこれにつきます。前回の駐在妻生活1年目に、メンタルが崩壊した経験があるので、これは本当に大事だなと思います。メンタルが強い、メンタルがやられたことがない人でも、海外生活×子無し専業主婦という駐在妻生活はなかなか辛いものがあります。

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・わがままに楽しむ

昔、とあるベテラン駐在妻奥様と話したときに言われたことがあります。「駐在妻は夫の都合で勝手に連れてこられたんだから、何もしなくていい。来てやったんだよ?くらいでいい。夫にはわがまま言って、楽しむだけ楽しもう」と。(言い回しは違うけど、ニュアンスこんな感じ)

 

若かった当時は、「そんな偉そうでいいの?働いているのは夫なのに?」と思っていましたが、今はとてもよくわかる気がします。そのベテラン駐在妻奥様もきっと一周回ってそこに行きついたんだと思います。そのくらい、自由にわがままに生きた方が駐在妻生活はうまくいきます。実際に周りにいるリア充駐妻はそんな感じ。

 

・経験に感謝する

これは海外に住んだからできた体験が「今の人生に活きている」と思うからです。駐在妻になりたくてなったわけではないですが、振り返ってみたら、日本で会社員をしていたらできない素晴らしい経験ばかり。経験値が増え、考え方も生き方も豊かになりました。

 

・暇だからこそ挑戦する

私の場合は、駐在生活で暇になったことで、新しい挑戦をして、帰国後に開業することができました。また駐在妻中に、趣味で運動を始めたり、資格を取得したりもしました。その挑戦は、仕事だけでなく、子育てや自己管理にも活かせています。

 

暇ってつまりは、何でも挑戦できる時間です。駐在妻だと英語を頑張らなくてはいけない重荷がありますが、そんなことはなく、好きなことに挑戦すれば良いと思います。本をたくさん読む、写真の撮り方を学ぶ、デザインを学ぶなどどんなことでも、今後の人生やキャリアに活かせます。

 

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・海外生活してる自分を褒める

完璧主義や頑張り屋の方にとって駐在妻は辛い生活かもしれません。キャリアを中断して、専業主婦になると、何も価値を生み出せない自分に悲しくなりますよね。でも、海外生活は、生きていくだけで大変です。私が現在住む南アフリカヨハネスブルグに至っては、信号の消えている道路を日々運転しています。当たり前になってしまいますが、それってすごいことです。安全に生きて帰ってくるだけで拍手。

 

日本食材をゲットしにいくのだって、わざわざ運転していきます。そして、家のあちらこちらが定期的に壊れます(笑)。あぁ大変・・・

 

現地のママ友には「遠い日本から来て、ここで生活しているだけで尊敬するよ」と言われました。嬉しいですね。そしてその通りでだと思います。

 

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