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南アフリカのチップ事情!相場は?クレジットカードで支払う?【在住者が解説】

日本などのアジア圏は、チップ文化がありませんが、南アフリカヨハネスブルグは、チップ文化がある国です。

では、実際にどんな場面でチップが必要になるのか、相場はいくらなのか、南アフリカヨハネスブルグ在住者が解説していきます。支払いの方法も簡単にレクチャー!※2023年時点の情報です。

 

なぜ海外はチップが必要なのか

チップ文化のない日本に暮らしていると、なぜホテルやレストランのスタッフにチップを支払わないといけないの?と疑問に思いますよね。また、日本に比べサービスが悪いと感じるときには、チップは払いたくないなぁと思うかもしれません。

しかし、チップは支払うのがマナーです。というのも、チップ文化がある国では、チップは収入源として正式に認められていて、従業員の給料があらかじめ低めに設定されているからです。また、感謝の気持ち、お礼の気持ちをチップで表すのが、古くから国全体のマナーとなっているケースが多いです。

なので、面倒で払わなかった、忘れちゃったとなると、チップを貰って当たり前だと思っている従業員の方は驚きます。マナー違反だと感じることでしょう。チップを払わないというのは、サービス業の人にとても失礼な行為になるので、辞めましょう。

また、南アフリカヨハネスブルグの場合は、正式に雇われているわけではないければ、チップ欲しさに何かしらサービスをしてくれる人もいます。その人には絶対払わないといけないわけではないですが、郷に入れば郷に従えです。南アフリカ人はほとんど皆さん払っています。ちなみに海外の人に「日本はチップ文化がない」と話すと、とても驚かれます。

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南アフリカのチップは10%!現金も必要!

まず、南アフリカの通貨は、ランド(ZAR)です。R10などの表記されています。そして南アフリカのチップは、10%が基本です。なので、R100が合計金額であれば、R110支払います。

南アフリカヨハネスブルグのカフェやレストランは基本的にクレジットカード支払いが基本で、クレジットカードでチップの支払いも完了します。

しかし、少額のチップが求められる場面もあり、そのときには現金が必要となります。なので、現金(お札とコイン)は、多少持ち歩くのがおすすめです。特にR5は多めに持っておくと便利ですよ。

在住者の場合は、クレジットカードとは別に、小銭入れを用意しても良いかもしれません。

また、旅行者であってもアメリカドル、ユーロなどをチップとして渡すこと辞めましょう。自国通貨以外は使えない国だからです。街中で簡単に両替もできませんので、日本もしくは現地の空港での両替が必須です。

 

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南アフリカでチップが必要な場面: レストラン

南アフリカのレストランではチップの支払いが必須です。基本的には10%。高級レストラン、個室利用、特別サービズが良かったときなどには15~20%のチップを支払いましょう。支払いタイミングは、お会計を頼んだ最後です。

 

1. お会計を頼む

食事をしたあと、テーブル担当の人にお会計を頼みます。(イギリス英語なので、billです)

Bill please.

Can we have the bill, please?

Can I ask for the bill?

 

2. チップを書き込む

お会計の紙と共にペンが席まで運ばれてきます。

「Tip」もしくは「Gratuity」と、「TOTAL(合計)」という欄が空欄になっています。ここにチップ代金(合計の10%)とチップ代金込みの最終的な合計金額を記入します。

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3. 席で支払いをする

席に座ったまま、支払いを行います。クレジットカード支払いが多いので、店員さんが自然とmachine(クレジットカード機械のこと)を持ってきてくれることが多いです。タップかインサート(差し込み)で、暗証番号を入力して完了です。

 

南アフリカでチップが必要な場面: カフェ

南アフリカのカウンターで注文するタイプのカフェでは、チップは必須ではありません。お会計の際に、クレジットカードマシンに「TIP」の入力画面が現れますが、「No tip」をタップしてスルーして問題ありません。また、レジ近くのチップをいれるためのボックスが置いてあることもあります。良いサービスを受けた場合は、ここに現金をいれてもOKです。

 

ちなみに、クレジットカードマシンが壊れていて現金で支払ったときに、店員さんがおもむろにチップボックスからお金を取り出して、おつりをくれたことがありました。笑 

 

南アフリカでチップが必要な場面: 駐車場

南アフリカでは、無料の駐車場を利用したとき、路駐をしたときに、ガードマンにチップを支払います。ガードマンは駐車の際にナビをしてくれます。さらに、治安が悪い国なので、見張っていてくれる役割もあります。R5(=40点程度)支払うようにしましょう。

 

モールなどの無料中駐車場には、緑などのベストを着た正式なガードマンがいます。が、路駐の場合はチップを稼ぐためにいる人がナビをしてくれたりします。南アフリカヨハネスブルグにはたくさんの物乞いがいますが、彼らもたまに車の見張り?などをしてくれています。この場合もしっかりチップを支払うと良心的です。

 

ただ以前に、路駐をして車を出す際にナビをしてくれた男性にチップを渡すため窓を少しだけ開けたら、「食べ物はないか?」「お菓子はないか?」と車内に手をいれられたことがあります。窓は開けすぎないのは前提ですが、相手をしっかり見てあまりに必死な感じの物乞いだったら、自己防衛のためにチップはあげずに立ち去るという判断も大事だと思います。

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南アフリカでチップが必要な場面: ホテル

南アフリカのホテルでも、チップを支払うとスマートです。例えば、バッグを運んでくれて部屋の案内をしてくれた人、つきっきりで案内してくれた人など。掃除&ベッドメイクングの人にもチップを置いておくと親切だと思います。(が、我が家はつい忘れてしまいます)

 

南アフリカでチップが必要な場面: サファリ

南アフリカと言えばサファリ!旅行でくる方もサファリ体験をするかと思います。サファリツアーには、運転手さん、ガイドさんがつきます。(小さなツアーでは、同一人物のときもあります。)彼らはとてもプロフェッショナルで、南アフリカでの体験を何倍も素晴らしいものにしてくれています。そして彼らにとってもチップは大事な収入源です。相場はR100~500くらいと幅広いです。個人的には、R200渡せたらスマートかなと思います。サファリツアー代も高いので、無理のない範囲で渡すことをおすすめします。

 

南アフリカでチップが必要な場面: 空港

南アフリカの空港では基本的にチップは不要です。ですが、荷物が多く運ぶのを手伝ってくれた場合は、R10(80円程度)支払いましょう。不要な場合は、「No, Thanks.」と断れば大丈夫です。

 

思いっきりバックパッカーな雰囲気でくると、「運ばせてくれ!」「これでは少ない」とごねられることもあるようです。が、相場はそんなもんなので、これ以上払う必要はありません。また、空港のスタッフではない人も、お小遣い稼ぎに来ているので、相手の身なりや雰囲気はよく見ることをおすすめします。

 

注意!南アフリカでチップを支払うときは・・・

最後に、南アフリカでチップを支払う時の注意点です。南アフリカの空港やホテルでチップを支払う時に、お財布を目の前で開けてお金を渡すのは危険です。南アフリカは治安の良くない国。空港にお小遣い稼ぎをしている人の中に悪い人がいたら、パッと財布をとって逃げられてしまう可能性も十分にあります。路駐しているときのガードマンさえ、安心してはいけません。

 

チップを支払うためのR5(コイン)、R10&R20(お札)は別途酔いしてポケットなどにいれておくと良いでしょう。 

 

ちなみに、ヨハネスブルグの安全な地区のレストランやカフェでは、支払い時に財布を出しても問題ありません。

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